鬼束ちひろ everyhome ジャケット でたー
《 CD 》
『 everyhome 』 鬼束ちひろ
価格:¥ 1,260ユニバーサル・シグマ(2007/05/30)
近日発売 予約可
玄箱debian化のレビュー
【復帰作第一弾。】☆☆☆☆☆
表題曲のEveryhomeとMagical Worldは共に弱めのアレンジのピアノバラードで彼女の嗄れた歌声を聴かせることに徹しています。派手なストリングスで聞き手を共感のベクトルに引っ張り込む羽毛田氏のアレンジとはかなり異なっているので、アレンジやりすぎのポップスに慣れている人は多少、単調に感じるかもしれませんが、70年代のフォーク、アメリカンゴシックが好きな人や彼女の「漂流の羽根」や「茨の海」などの曲が好きな方は、より彼女の世界観に引き込まれていくでしょう。彼女自身もかなり声に抑制を効かせていて丁寧な歌い方に磨きがかかっている点は好印象で、激情を歌に込める部分が強かったこれまでより幅広いファンが得られそう。ですが、同時に独特の幽玄な世界観も健在。三曲目はこれまでになかった作風で新しい事もやりたい感じが見受けられ、この一聴すると安っぽいかもしれないチャカチャカしたアレンジは、デンマークのソルヴァイ等にも通じるかなり国産ポップスでは少ない試み。かなりシングルとしてのバランスも良くファンを安心させると同時に、これからの彼女がどんな方向にチャレンジしていくの期待もさせる良盤。
【鬼束ちひろさん。お帰りなさい】☆☆☆☆☆
月光からファンですが。ピアノ1本の音色が、携帯から響く音。僕はこの音で、鬼束さんの声を聞きたかった。確かに音源ぽいし、物足りないのもわかるけど…。僕は、他の楽器もいらないぐらい、「ピアノに鬼束さんだ!」みたいな。だから育つ雑草もかなりピアノバージョンが聞きたくなるぐらい。発売が楽しみ。
【歌いたい】☆☆☆☆
まだ一部しか聴けていませんが、「遂に。。」という想いがこみ上げて
なんだか痺れてしまった。
彼女の、穏やかでありながらも
なんとも言い難い「傷」のようなモノを感じさせるあのボーカルから発せられるパワーは、
こんなにも穏やかな音楽の中にあって
相も変わらず、伝える強さを持っていたり。
ピアノの優しい音色も
彼女自身が本来目指して来たであろう
アコースティック趣向を感じさせてくれていて
無理な感じもなく、ほんとおにいいカタチでの復活なんだ、と、思えて嬉しい!
いちばん強く、嬉しく感じるのは
言葉と音の隙間から不意に感じる、彼女の
「歌いたい」と言う想い。
きっとそれは、気のせいじゃないはず。
お宝レアあるかも